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福岡県でも激しい雷雨 明日以降も急な雷雨に注意

2019/08/07 17:25 ウェザーニュース

福岡県内では周防灘や玄界灘、有明海から流れ込む湿った空気が衝突して雨雲が急発達。激しい雷雨になっています。

ひょう・竜巻・突風をもたらす危険な「アーチ雲」も出現

発達した積乱雲の下で形成された冷たく重い空気が、その周囲にある暖かく軽い空気の下へ潜り込むことで、「ガストフロント」という小規模な寒冷前線が形成されることがあります。

そのガストフロントにより発生する雲が、アーチ状に形成されることから「アーチ雲」と呼ばれます。

アーチ雲が出現するような積乱雲は極めて発達していると言えます。

18時前後までは激しい雷雨に注意

県内では18時前後まで大気の不安定な状態が続きます。

飯塚市では、午後4時までの1時間に21.5ミリの雨を観測しています。

激しい雨に加えて落雷や突風に注意が必要です。

荒天の間はなるべく外出を控えるようにしてください。

急な雷雨の影響で10℃以上気温が下がる

この雨が打ち水効果になって、気温が下がっています。

最高気温が36.5℃と猛暑日となった太宰府は、急な雷雨のあと24.7度と2時間あまりで10度以上も気温が下がるなど、この時間の県内は30度を下回っているところが多くなっています。

このあと、雨雲は徐々に弱まっていく予想で、雨が止んだあとは蒸し暑さが増してきそうです。

また、明日8日(木)も朝から晴れて気温が上がり、午後は急な雷雨の可能性があります。

明日も猛烈な暑さと天気の急変に注意が必要です。

参考資料など

ウェザーリポートby福岡県春日市の空さん