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強い台風8号 明け方に宮崎県上陸へ 暴風や大雨災害に警戒

2019/08/06 01:54 ウェザーニュース

8月6日(火)0時現在、強い台風8号(フランシスコ)は日向灘を西に進んでいます。

1時には、宮崎県の一部が風速25m/s以上の風が吹く暴風域に入ったものと推定されます。また、四国や九州の大部分が、風速15m/s以上の強風域に入っています。宮崎空港では0時34分に25.7 m/sの最大瞬間風速を観測しました。

この先も勢力を維持して九州に接近し、今日6日(火)明け方に宮崎県に上陸する見込みです。大雨や暴風による被害に警戒してください。

▼台風8号 8月6日(火)1時 推定
 存在地域   宮崎市の東南東約110km
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     西 25 km/h
 中心気圧   970 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s
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急速に強まる風雨に警戒

風の観測状況
九州では、30m/sを超えるような暴風が吹き荒れ、活発な雨雲の通過時には猛烈な雨が降るおそれがあります。暴風による被害や、大雨による河川の増水、浸水等に警戒してください。

また、台風8号は大きさが小さくまとまっているため、進路に近い所では急速に雨や風が強まり、荒れた天気となることが予想されます。急速に強まる風雨に警戒してください。
荒れた天気のピーク
九州南部の強い風雨のピークは今日6日(火)未明から朝にかけてと予想されます。九州北部でも朝から昼頃には風雨が強まります。

台風や湿った空気の影響で、九州だけでなく四国の太平洋側を含む広範囲で、総雨量が200mmから300mm程度の大雨のおそれがあるため、土砂災害等にも警戒してください。

また、海上は大しけとなりますので、沿岸部では高波や高潮にも警戒してください。
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週後半は北日本に影響か

九州を通過後は朝鮮半島付近に進み、進路を北東向きに変えたあと、日本海で熱帯低気圧か温帯低気圧に変わる予想です。

この低気圧の影響はまだ不明確ですが、週後半に北日本に雨を降らせる可能性があります。念のため今後の情報に注意してください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風8号のフランシスコ(Francisco)は、アメリカが提案した名称で、男性の名前からきています。