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西・東日本で局地的に雨雲が発生 東京は連続降水ストップか

2019/07/30 16:37 ウェザーニュース

香川県高松市より(30日16時前の様子)

今日30日(火)は気温の上昇で大気の状態が不安定になり、西日本や東日本は内陸部を中心に局地的に雨雲が発生・発達しています。

一つ一つの雨雲は小さいながらも、雨雲の下では雨が激しく、16時までの1時間に静岡県佐久間で22.0mm、奈良県下北山で26.5mmを観測。自治体が設置している雨量計では、九州や四国などで1時間に30mmを超える激しい雨も観測されています。

激しい雨による道路冠水などに注意

これから今夜にかけて雨雲の発生・発達しやすい状況が続きそうです。特に山沿いでは1時間に50mm前後の激しい雨の降るおそれがあります。

雨による視界不良や道路冠水、中小河川の増水、落雷、突風などに注意が必要です。

西日本や東海の一部では市街地まで雨雲の広がることもあるので、帰宅時間帯は空の変化に注意してください。
>>最新の雨雲レーダー

東京都心の連続雨日数はストップか

東京都台東区より(30日15時過ぎの様子)
一方で関東は強い南よりの風が吹いているため、雨が降るのは北部が中心となります。

東京都心など南部の平野部はにわか雨の心配はほとんどない見込みです。東京都心は16時の段階で今日は降水の観測がなく、昨日まで続いていた連続降水観測の記録は33日でストップする可能性が高まってきました。

参考資料など

写真:ウェザーリポート by Starlightさん(香川県高松市)、桑の実さん(東京都台東区)