太平洋高気圧の勢力が拡大し、梅雨前線は活動を弱めて北上しています。台風6号から変わった熱帯低気圧が去れば、まだ梅雨明けの発表のない関東甲信や東海、東北地方は、梅雨明けとなる可能性が高くなっています。

梅雨明け後は、強い紫外線が降り注ぐため、少しの外出でもUV対策を万全にするのが良さそうです。

高気圧に覆われて晴れることや、南から暖かな空気に覆われることで、この先しばらくは各地とも平年より気温が高くなる見込みです。

全国的に30℃以上の真夏日となる所が多く、名古屋などでは35℃以上の猛暑日となる日が続く可能性もあります。

適切に冷房を使用したり、こまめに水分や塩分を摂るなど、熱中症対策を徹底するよう心がけてください。

気温上昇に伴い、上空と地上付近の気温差が大きくなって大気の状態が不安定となるため、山沿いを中心に夕立などの天気の急変、雷雨等が発生しやすい日が多くなる予想です。

夏休みで山や川のレジャーに行かれる方は、雷鳴が聞こえたら、木の近くなど危険な場所からは離れて、建物や車の中など安全な場所に避難するようにして下さい。川の急な増水にも十分注意してください。

また、山沿いで発生した雨雲が流れ込むことで、市街地でもゲリラ豪雨のおそれがあります。急に生ぬるい風が吹いてきたり、底の黒い雲が近づいて来たら、雷雨にご注意ください。