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台風への発達に少し遅れ 進路は西よりの可能性高まる

2019/07/25 10:39 ウェザーニュース

昨日24日(水)に日本の南の海上で発生した熱帯低気圧はゆっくりと北上を続けています。

昨夜から今朝にかけてはあまり発達が見られず、台風になるタイミングが少し遅れ、今夜以降となる見込みです。

雨の降り出しは明日の夕方頃からか

各国の予測モデルによるシミュレーションの結果では、東海沖まで北上し、その後、東よりに進路を変えて関東沖を進むと予想するものが増えてきました。関東沖を内回りせず、やや西よりの進路をとる可能性が高くなっています。

熱帯低気圧は中心の東~北側に大きく雲が広がっているため、中心が近づく前から東海や関東の沿岸部には雨雲がかかり、強い雨が比較的長時間続くことが考えられます。早い所では明日26日(金)の夕方頃から雨が降り出し、27日(土)~28日(日)にかけて強い雨に注意が必要です。

また、台風としてはそれほど発達しないとは言え、沿岸部を中心に平均で10~15m/sほどの風が吹き、横殴りの雨になりそうです。

台風の接近タイミングや進路には依然としてブレ幅があります。少しの進路の違いで、影響に大きな差が出てきますので、今後も最新の情報をご確認ください。
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