愛知・福岡では200回超の予想
2019年7月後半〜9月のゲリラ豪雨(※注1)は、全国で3,604回発生する予想です。
西日本や東日本の山沿いを中心に発生回数が多く、100回以上発生するエリアが多くなる予想です。
特に発生回数が多いのは愛知県(297回)と福岡県(261回)で、過去5年平均の約2倍となります。その他では、東京で147回、大阪では150回となる見込みです。北日本では昨年や過去5年平均と比べると少なくなるところが多くなりそうです。
西日本や東日本の山沿いを中心に発生回数が多く、100回以上発生するエリアが多くなる予想です。
特に発生回数が多いのは愛知県(297回)と福岡県(261回)で、過去5年平均の約2倍となります。その他では、東京で147回、大阪では150回となる見込みです。北日本では昨年や過去5年平均と比べると少なくなるところが多くなりそうです。
発生数は2018年と同程度
発生総数を過去と比較してみると、過去5年平均の約8割、2018年とほぼ同程度とみています。
発生回数が昨年や過去5年平均よりも少なくても、一回一回のゲリラ豪雨で被害が発生するおそれがあるため油断は禁物です。随時最新の雨情報をご確認ください。
発生回数が昨年や過去5年平均よりも少なくても、一回一回のゲリラ豪雨で被害が発生するおそれがあるため油断は禁物です。随時最新の雨情報をご確認ください。
8月中旬までに今季の約8割発生
今シーズンのゲリラ豪雨は、シーズン前半となる8月中旬までに全体の約8割が発生する予想です。
ゲリラ豪雨は、太平洋高気圧が弱まって湿った空気が流 れ込む時や、上空の寒気が通過して大気の状態が不安定 になった時に発生しやすい現象です。今シーズンのゲリラ豪雨は、8月中旬をピークに発生する見込みです。
◆8月中旬まで
8月中旬にかけて晴れる日が多いものの、西日本や東日本を中心に湿った空気の影響を受けてゲリラ豪雨が発生しやすくなります。
8月上旬は花火大会の開催ピーク、8月中旬はお盆休みにあたるため、 お出かけや帰省に影響するおそれがあります。特に太平洋高気圧の勢力が弱まる8月中旬はゲリラ豪雨のピークとなり、天気急変に注意が必要です。
◆8月下旬〜9月下旬
8月下旬からは晴れる日があるものの、度々台風の影響を受け、ゲリラ豪雨の発生回数は減少していきます。9月下旬からは次第に天気が周期変化するようになり、季節の歩みを感じるとともに、ゲリラ豪雨のシーズンも終息に向かいます。
ゲリラ豪雨は、太平洋高気圧が弱まって湿った空気が流 れ込む時や、上空の寒気が通過して大気の状態が不安定 になった時に発生しやすい現象です。今シーズンのゲリラ豪雨は、8月中旬をピークに発生する見込みです。
◆8月中旬まで
8月中旬にかけて晴れる日が多いものの、西日本や東日本を中心に湿った空気の影響を受けてゲリラ豪雨が発生しやすくなります。
8月上旬は花火大会の開催ピーク、8月中旬はお盆休みにあたるため、 お出かけや帰省に影響するおそれがあります。特に太平洋高気圧の勢力が弱まる8月中旬はゲリラ豪雨のピークとなり、天気急変に注意が必要です。
◆8月下旬〜9月下旬
8月下旬からは晴れる日があるものの、度々台風の影響を受け、ゲリラ豪雨の発生回数は減少していきます。9月下旬からは次第に天気が周期変化するようになり、季節の歩みを感じるとともに、ゲリラ豪雨のシーズンも終息に向かいます。
高気圧の縁にあたる西日本と東日本でゲリラ豪雨が多発
今年の夏は、2018年秋から続いていたエルニーニョ現象が終息し、エルニーニョやラニーニャの発生がない平常の状態が続く見通しです。
そのため、今シーズンの太平洋高気圧の日本付近への張り出しは概ね平年並となります。
湿った空気が西日本や東日本に流れ込みやすく、太平洋高気圧が弱まるタイミングでゲリラ豪雨が多く発生する予想です。
一方北日本では、西日本や東日本と比較すると湿った空気の影響を受けにくく、ゲリラ豪雨の発生回数は少なくなる見 込みです。
そのため、今シーズンの太平洋高気圧の日本付近への張り出しは概ね平年並となります。
湿った空気が西日本や東日本に流れ込みやすく、太平洋高気圧が弱まるタイミングでゲリラ豪雨が多く発生する予想です。
一方北日本では、西日本や東日本と比較すると湿った空気の影響を受けにくく、ゲリラ豪雨の発生回数は少なくなる見 込みです。
※注1 “ゲリラ豪雨”発生回数の求め方
“ゲリラ豪雨”をもたらす雨雲・雷雲は、予測可能な前線による雨雲とは異なり、“突発的”かつ“局地的” に発達するのが特徴です。また、限られた数しか設置されていないアメダス(全国約1,300か所)では、全ての降雨を正確に観測することは困難です。そこで当社では、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の全国のユーザーから届く降雨報告(※注2)において、“ザーザー” (5段階中の2番目)以上の強い雨が報告され、かつ、過去1時間に雨の報告が2割以下の場合を “ゲリラ豪雨”とし、10km四方ごとにカウントしています。
※注2. 降雨報告について
スマホアプリ「ウェザーニュース」を通し、“ポツポツ”、“パラパラ”、“サー”、“ザーザー”、“ゴォーー”の5段階で報告されます。
“ゲリラ豪雨”をもたらす雨雲・雷雲は、予測可能な前線による雨雲とは異なり、“突発的”かつ“局地的” に発達するのが特徴です。また、限られた数しか設置されていないアメダス(全国約1,300か所)では、全ての降雨を正確に観測することは困難です。そこで当社では、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の全国のユーザーから届く降雨報告(※注2)において、“ザーザー” (5段階中の2番目)以上の強い雨が報告され、かつ、過去1時間に雨の報告が2割以下の場合を “ゲリラ豪雨”とし、10km四方ごとにカウントしています。
※注2. 降雨報告について
スマホアプリ「ウェザーニュース」を通し、“ポツポツ”、“パラパラ”、“サー”、“ザーザー”、“ゴォーー”の5段階で報告されます。