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福岡県・佐賀県で1時間に約110mmの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

2019/07/21 06:47 ウェザーニュース

南西から非常に暖かく湿った空気が流れ込む影響で大気の状態が不安定となり、九州北部では激しい雨が降っている所があります。

気象庁は記録的短時間大雨情報を発表し、警戒を呼びかけています。

▼福岡県で猛烈な雨
5時50分までの1時間に、
 久留米市付近で約110mm(解析雨量)
▼佐賀県で猛烈な雨
5時50分までの1時間に、
 鳥栖市付近で約110mm(解析雨量)
 みやき町付近で約110mm(解析雨量)

停滞する雨雲の下では土砂災害等に警戒

地形や風向き次第では、数時間にわたって局地的に激しい雨が降り続けて、災害級の大雨となるおそれもあります。低地の浸水や河川の増水・氾濫、土砂災害等に警戒してください。

雨雲レーダーなどで雨雲の動向に注意し、早めに安全な場所へ避難するようにしてください。
» 雨雲レーダー

記録的短時間大雨情報とは

気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。
その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。
地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。
» 大雨避難時の注意点
» 防災情報と避難行動