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台風5号は朝鮮半島へ 続く暖湿流で西日本太平洋側は大雨警戒

2019/07/19 13:44 ウェザーニュース

台風5号は東シナ海を北上し、20日(土)に朝鮮半島に上陸する見込みです。

台風の東側に広がる活発な雨雲や、台風に向かって吹き込む南からの暖かく湿った空気の影響で、局地的に雨が強まります。

四国や九州の太平洋側を中心に新たな降水

予想降水量 21日(日)21時までの48時間
すでに降り始めからの雨量が200mmを超えている四国や九州の太平洋側で強い雨が降りやすく、21日(日)にかけてさらに200mm前後の大雨が予想されます。

また、台風の外側の雲がかかる五島列島や対馬も雨量が多くなりそうです。総雨量は400~500mmに達し、土砂災害や河川の増水のおそれがあるため、引き続き警戒が必要です。

広島〜山口では、南からの湿った風が豊後水道を通って吹き込み、局地的に雨雲が発達する可能性があるため、こちらも要注意となります。

北上した梅雨前線に近い北陸や東北南部は一部で100mm前後のまとまった雨が降る見込みです。大きな災害につながるほどではないものの、念のためご注意ください。
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