エリア別で詳しく見ると、特に中部以西のエリアでは鳴いている割合が高く、約8割の人がすでにセミの声を聞いているようです。
いよいよ本格的な夏が到来し、セミの鳴き声が盛んに耳に入ってくるようになります。ところで、どの鳴き声がどのセミのものか、あなたはわかりますか?
いよいよ本格的な夏が到来し、セミの鳴き声が盛んに耳に入ってくるようになります。ところで、どの鳴き声がどのセミのものか、あなたはわかりますか?
ミンミンゼミとツクツクボウシの共通点
ミーンミンミンミンミー♪
……これは、わかりますよね。鳴き声のとおり、ミンミンゼミです。
オーシツクツク、ツクツクホーシ♪
……これも、わかる人が多いでしょう。ツクツクボウシの鳴き声ですね。
これらは、鳴き声がセミの名前の由来になっているので、鳴き声からセミの種類を言い当てやすいですね。特にミンミンゼミの鳴き声は、真夏のイメージと結びつきやすいため、ドラマや映画で盛夏を演出するときにしばしば使われます。
では、次の2つはどうでしょうか。
カナカナカナカナ♪
シャワシャワシャワシャワ♪
「カナカナ~♪」は、ヒグラシの鳴き声です。夕暮れ時に、このカナカナ~♪を聞くと、どこかもの悲しさを感じる人も多いのではないでしょうか。
「シャワシャワ~♪」は、クマゼミの鳴き声です。クマゼミは温暖な気候を好み、だいたい午前中に鳴きます。一般的には、神奈川県以南で見られるセミです。
……これは、わかりますよね。鳴き声のとおり、ミンミンゼミです。
オーシツクツク、ツクツクホーシ♪
……これも、わかる人が多いでしょう。ツクツクボウシの鳴き声ですね。
これらは、鳴き声がセミの名前の由来になっているので、鳴き声からセミの種類を言い当てやすいですね。特にミンミンゼミの鳴き声は、真夏のイメージと結びつきやすいため、ドラマや映画で盛夏を演出するときにしばしば使われます。
では、次の2つはどうでしょうか。
カナカナカナカナ♪
シャワシャワシャワシャワ♪
「カナカナ~♪」は、ヒグラシの鳴き声です。夕暮れ時に、このカナカナ~♪を聞くと、どこかもの悲しさを感じる人も多いのではないでしょうか。
「シャワシャワ~♪」は、クマゼミの鳴き声です。クマゼミは温暖な気候を好み、だいたい午前中に鳴きます。一般的には、神奈川県以南で見られるセミです。
アブラゼミの鳴き声は揚げ物の音!?
冒頭の「チーーニーー♪」は、ニイニイゼミの鳴き声です。ミンミンゼミやツクツクボウシと同じように、ニイニイゼミの鳴き声が「ニィニィ」と聞こえるため、ニイニイゼミの名前がついたという説もあります。
「ギーー♪」は、エゾゼミの鳴き声です。山などで「ギーー♪」という太い声が聞こえたら、エゾゼミが鳴いている可能性が高いでしょう。
では「ジージー、ジリジリジリジリ♪」は、どのセミの鳴き声でしょうか。これはアブラゼミですね。
実はこのアブラゼミの名前、納得できるようなできないような由来なのです。アブラゼミの鳴き声である「ジージー、ジリジリ~♪」が油で食べ物を揚げている音に似ているから、アブラゼミになったというのですから。でも、おもしろい発想ですね。
ミーンミンミンミンミー♪
シャワシャワシャワシャワ♪
カナカナカナカナ♪
……暑い毎日が続いてウンザリしている人もいるでしょうが、セミの大合唱を全身に浴びて、夏を思いきり受け止めるのも一興かもしれませんよ。
「ギーー♪」は、エゾゼミの鳴き声です。山などで「ギーー♪」という太い声が聞こえたら、エゾゼミが鳴いている可能性が高いでしょう。
では「ジージー、ジリジリジリジリ♪」は、どのセミの鳴き声でしょうか。これはアブラゼミですね。
実はこのアブラゼミの名前、納得できるようなできないような由来なのです。アブラゼミの鳴き声である「ジージー、ジリジリ~♪」が油で食べ物を揚げている音に似ているから、アブラゼミになったというのですから。でも、おもしろい発想ですね。
ミーンミンミンミンミー♪
シャワシャワシャワシャワ♪
カナカナカナカナ♪
……暑い毎日が続いてウンザリしている人もいるでしょうが、セミの大合唱を全身に浴びて、夏を思いきり受け止めるのも一興かもしれませんよ。
参考資料など
『調べてみよう 名前のひみつ 昆虫図鑑』(森上信夫、汐文社)/『セミたちの夏』(筒井 学、小学館)/『はじめて見たよ! セミのなぞ』(新開 孝、少年写真新聞社)/『科学のアルバム セミの一生』(佐藤有恒、橋本洽二、あかね書房)/『日本の365日を愛おしむ 毎日が輝く生活暦』(本間美加子、東邦出版)