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【世界に誇る絶景】棚田

2020年の東京五輪を控え、日本への関心が高まっています。私たち日本人が、もっと日本のことを知るため、日本の風景を探っていきます!

2019/07/14 03:53 ウェザーニュース

米が主食の日本において身近な田んぼは、美しさだけではなく、どこか懐かしさを感じる風景。

そんな田園風景の中でも、幻想的な幾何学模様に多くの人が魅了されてしまう田んぼ。それが棚田です。

星峠の棚田(新潟県)

大河ドラマ「天地人」のオープニングで使われた星峠の棚田。約200枚の棚田が、まるで魚の鱗のように斜面に広がります。

▼アクセス

※詳しくは→どきどき十日町

【ウェザーニューススタッフレコメンド】
6月・9月頃には雲海が発生し、幻想的な風景が広がることも。絶景の合わせ技が見られるこの頃がベストシーズンかもしれません。

白米千枚田(石川県)

日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く白米千枚田。日本の棚田百選や国指定文化財名勝、世界農業遺産にもなっています。

▼アクセス

※詳しくは→輪島市公式サイト

【ウェザーニューススタッフレコメンド】
冬にはイルミネーションを実施している期間もあり、水鏡や黄金の稲穂、雪景色など、一年を通して様々な表情を楽しむことができます。

浜野浦の棚田(佐賀県)

流行の書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」に登場し人気のスポット。美しい日本のむら景観コンテストにも選ばれるなど、美しい風景に注目が集まっています。



※詳しくは→旅Karatsu

【ウェザーニューススタッフレコメンド】
ここ浜野浦の棚田は恋人の聖地としても知られていて、ハート型の記念碑や絵馬など見どころも!気になるあの人と訪れてみてはいかがでしょうか。

棚田とは?

棚田とは、傾斜地にある稲作地のこと。

水の確保とその管理が重要な稲作において、用水技術の発展前は川の上流域が主な稲作地でした。つまりは傾斜が大きく、必然的に棚田が形成されていくことになりました。

また、日本の地形上、平地が少ない(海と山の距離が近い)ところでも稲作を行う必要があったため、そういったエリアでもやはり必然的に棚田が形成されていったんです。