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七十二候「蓮始開」 蓮の花の魅力

2019/07/13 05:11 ウェザーニュース

明日13日(土)からは、七十二候「蓮始開(はすはじめてひらく)」が始まります。

7~9月に開花期を迎え、7月中旬~8月中旬に見頃を迎える蓮の花。その魅力とはなんでしょうか。

美しきものは短命

神奈川県秦野市(7月11日)
この季節、ウェザーニュース会員の方からは、たくさんの蓮の花のリポートが届いています。
夏の暑さも忘れ、思わず見とれてしまいますね。

夜明けとともに水を弾いて優雅な花を咲かせる蓮の花。
しかしタイトルにもあるように、花の命は3日〜5日と非常に短いものなのです。

キレイな水ではなく、泥の中でも美しい花を咲かせ、気高く清らかな姿に、古代の人達は極楽浄土を見たといいます。また、仏教では、慈悲の象徴とされています。

蓮が開くときっていつ?

神奈川県秦野市(7月11日)
そんな蓮の花ですが、実は限られた時間帯しか見ることが出来ません。
開花時間は早朝、特に見頃は午前7時〜9時頃のようです。

これからの時期、上野の不忍池に蓮の花を見に行かれる方も多いかと思いますが、朝から気温は上がりますので、熱中症対策はお忘れなく!

レンコンで夏バテ防止!!

「蓮って結局レンコンでしょ?!」

もちろん正解です。しかし厳密にいうと、蓮は食用蓮と観賞蓮(花蓮:はなはす)に分けられます。レンコンは食用蓮なんですね。

レンコンは暑くなるこれからの時期にピッタリの食材です!!

レンコンには夏バテになるのを防ぐ効果があるといわれています。ぜひ今晩のおかずにいかがでしょうか。

参考資料など

ウェザーリポートbyちむらさん
京都花蓮研究会「ハスを知ろう」http://www.ihasu.net/cultivation.html
NHK 解説委員室「視点・論点 「植物と仏教との関係」」http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/215890.html