雨雲レーダーは低い雨雲が苦手
今日、関東地方に弱い雨を降らせているのは、北東の海上から吹く湿った風によって発生している低い雨雲です。
この風は、ウインドプロファイラなどを見ると、高度1000mから2000m付近で強く吹いており、それ以上の高さでは弱まっていることがわかります。
気象庁の設置している大型の気象レーダーは、広範囲をカバーできる代わりに、2000m程度以上の高度の雨雲しか検知することが出来ません。
このため今日は、雨雲レーダーが低く弱い雨雲を検知できず、雨雲が映っていなくても雨が降っている、という状況となってしまっているわけです。
雨雲レーダーだけを見て油断せず、ピンポイント天気予報等を活用して、雨に濡れてしまわないようにご注意ください。東部では風も強いため大きい傘がオススメです。
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この風は、ウインドプロファイラなどを見ると、高度1000mから2000m付近で強く吹いており、それ以上の高さでは弱まっていることがわかります。
気象庁の設置している大型の気象レーダーは、広範囲をカバーできる代わりに、2000m程度以上の高度の雨雲しか検知することが出来ません。
このため今日は、雨雲レーダーが低く弱い雨雲を検知できず、雨雲が映っていなくても雨が降っている、という状況となってしまっているわけです。
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