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大雨の九州 朝早くから鹿児島で激しい雨

2019/07/02 04:23 ウェザーニュース

昨日7月1日(月)午後は小康状態となっていた九州付近の雨雲が、今日7月2日(火)は未明から再び活発になり、鹿児島県では激しい雨が降っているところがあります。

停滞する梅雨前線に向かって南から流れ込む湿った空気の影響で、帯状の積乱雲の列が形成され、あまり位置を変えずに雨を降らせているため、雨量がまとまって地盤が緩んでいるところがあります。

総雨量かさみ地盤緩む 土砂災害に警戒

活発な雨雲の下では激しい雨が降っていて、鹿児島県鹿屋市では1時間に45.5mm、鹿児島県指宿市では1時間に43.5mmの激しい雨を観測しています。今後、昼頃にかけて活発な雨雲が留まる可能性があり、局地的に激しい雨を降らせる見込みです。

先週末からの大雨で、既に地盤が緩んでいるため、雨の降り方が強まると土砂災害が発生するリスクが高まります。気象台が発表している土砂災害警戒情報や、市町村の発表する避難勧告等に留意し、川や急な斜面などには近づかないようにしてください。

明日以降も梅雨前線は本州付近に停滞し、雨の降る日が多い予想です。4日(木)頃などは、再び活発な雨雲がかかる日もある予想です。総雨量が増加しますので、引き続き雨の情報に注意するようにしてください。
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