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大雨の九州 活発な積乱雲列で断続的に激しい雨

2019/07/01 10:38 ウェザーニュース

今日7月1日(月)は、未明から九州南部に活発な雨雲がかかり、鹿児島県や宮崎県などで非常に激しい雨が降っているところがあります。

停滞する梅雨前線に向かって南から流れ込む湿った空気の影響で、何本かの線状の積乱雲の列が形成されていて、こうした雨雲がの下で局地的に雨が激しく降っています。

既に地盤が緩んでいる 土砂災害に警戒

未明から鹿児島県に激しい雨を降らせた雲は東へ移動して、大隅半島から太平洋へと抜けつつありますが、次の雨雲が再び鹿児島県内にかかり始めました。さらに北西側にも雨雲の帯が見られ、次々に九州を通過し、断続的に激しい雨を降らせる予想です。

昨日からの大雨で、既に地盤が緩んでいるため、雨の降り方が強まると土砂災害が発生するリスクが高まります。気象台が発表している土砂災害警戒情報や、市町村の発表する避難勧告等に留意し、川や急な斜面などには近づかないようにしてください。

明日以降も梅雨前線は本州付近に停滞し、雨の降る日が多い予想です。気圧の谷の接近などにより、再び活発な雨雲がかかる日もある予想です。総雨量が増加しますので、引き続き雨の情報に注意するようにしてください。
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