この先一週間は梅雨前線が本州付近に停滞する日が多く、西日本や東日本では曇りや雨の日が続きます。

特に4日(木)頃と、6日(土)頃には、雨の強く降るタイミングがある予想です。雨量がかさんで地盤が緩んでいるところに強い雨が降ると、土砂災害等の発生リスクがさらに高まります。西日本では梅雨入りしたばかりですが、時期としては例年通りに大雨に注意が必要な状況となっています。

一方、すでに梅雨明けをした沖縄は、晴れる日が多くなります。

週後半の7月4日(木)頃は、上空の気圧の谷の通過に伴い雨雲が発達しやすくなる予想で、大雨となっている九州などでも再び雨が強く降るおそれがあります。

まだコンピューターシミュレーション結果に誤差があるため、雨の降る場所や量、ピークの期間等は変わる可能性があります。

また、前線の位置が次第では場合は、本州の広範囲で大雨となるおそれもあります。随時最新の天気予報を確認するようにしてください。

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むことで、西日本や東日本では最高気温が30℃前後の暑さとなる日が多い予想です。

不快な蒸し暑さとなりますので、熱中症はもちろん、食料品や衛生面の管理などにも十分ご注意下さい。