4日(木)は梅雨前線上に「キンク」と呼ばれる折れ曲がった部分が現れます。湿った空気がこのキンク周辺に集まり梅雨前線が活発化する影響で、強い雨を降らせる見込みです。
大阪など西日本の太平洋側を中心に雨の量が多くなるおそれがあります。

5日(金)にはキンクの部分に低気圧が発生し、三陸沖に進んでいきます。雨雲の発達しやすいエリアが東日本の太平洋側に移り、東京や名古屋で雨が強まるリスクが出てきます。

まだ、前線の位置に予測のブレがあり、大雨のエリアやタイミングが変化する可能性があります。いずれにしても梅雨前線に向かって湿った空気の流れ込みやすい状況が続きますので、雨の対する備えをしっかりと行うことが必要です。