月と火星と水星が接近
4日(木)の夕方、西北西の低空で細い月と火星が大接近して見えます。また、水星も近くにあり、双眼鏡の視野内に「月・火・水」が全部収まることになる、珍しいタイミングです。
日の入り30分後の高度が10度未満とかなり低く、水星の明るさが1.5等、火星が1.8等と暗いため、高度と明るさの両面で観察は難しいですが、これほどの集合は珍しいのでぜひ眺めてみてください。
火星は今後、太陽に近づいて見えなくなります。8月29日(木)に地球から最も遠ざかりますが、10月下旬から11月上旬ごろから明け方の東の空に見えるようになります。
日の入り30分後の高度が10度未満とかなり低く、水星の明るさが1.5等、火星が1.8等と暗いため、高度と明るさの両面で観察は難しいですが、これほどの集合は珍しいのでぜひ眺めてみてください。
火星は今後、太陽に近づいて見えなくなります。8月29日(木)に地球から最も遠ざかりますが、10月下旬から11月上旬ごろから明け方の東の空に見えるようになります。
7月7日は七夕
7日(日)は七夕。伝説では年に一度、おりひめ星とひこ星が天の川を渡って会うことのできる、特別な日です。
短冊に願い事を書いたら、空を見上げてみてください。
短冊に願い事を書いたら、空を見上げてみてください。
月と木星が接近
13日(土)の夕方から翌14日(日)の未明、月と木星が接近して見えます。この時期は明るく輝いて見えるため、見つけやすい状態。ぜひ木星を探してみてください。
次回の接近は8月9日(金)です。
次回の接近は8月9日(金)です。
月と土星が接近
7月16日(火)の夕方から17日(水)の明け方にかけて、満月と土星が接近して見えます。
土星は10日(水)に衝となったばかりで一晩中見えるので、とても見やすい時期なので、ぜひ観察してみてください。次回の接近は8月12日(月)から13日(火)です。
土星は10日(水)に衝となったばかりで一晩中見えるので、とても見やすい時期なので、ぜひ観察してみてください。次回の接近は8月12日(月)から13日(火)です。
西日本で部分月食
7月17日(水)の明け方、月が地球の影に隠される部分月食が起こり、中国・四国地方より西の地域で見られます。
月が欠け始める部分食の始まりは5時1分、月が最も大きく欠けるのはのは6時31分です。部分食が終わるのは8時0分ですが、この時刻より前に日本では月没を迎えるので、月は欠けた状態で沈んでいくことになります。
月の高度がかなり低く、夜明けが迫って空が明るいため、観察はやや難しいかもしれません。西南西方向の見晴らしが良いところで、注意深く見てみてください。
月が欠け始める部分食の始まりは5時1分、月が最も大きく欠けるのはのは6時31分です。部分食が終わるのは8時0分ですが、この時刻より前に日本では月没を迎えるので、月は欠けた状態で沈んでいくことになります。
月の高度がかなり低く、夜明けが迫って空が明るいため、観察はやや難しいかもしれません。西南西方向の見晴らしが良いところで、注意深く見てみてください。
みずがめ座δ流星群が極大
みずがめ座δ流星群は7月中旬から8月中旬頃に活動する流星群で、30日(火)頃に極大を迎えます。活動のピークはなだらかなので、観測には30日前後の晴れている日がおすすめです。
ほぼ一晩中観察できますが、放射点が少し高くなる23時頃から好条件となります。
この流星群単体で期待できる流星数は1時間に3〜5個とそれほど大きな期待はできませんが、この時期はやぎ座α流星群のほか、ペルセウス座流星群も活動期に入っているため、しばらく夜空を眺めていると、流星群に属さない散在流星もあわせて、いくつかの流れ星を見ることはできそうです。
ほぼ一晩中観察できますが、放射点が少し高くなる23時頃から好条件となります。
この流星群単体で期待できる流星数は1時間に3〜5個とそれほど大きな期待はできませんが、この時期はやぎ座α流星群のほか、ペルセウス座流星群も活動期に入っているため、しばらく夜空を眺めていると、流星群に属さない散在流星もあわせて、いくつかの流れ星を見ることはできそうです。
7月の満月はバックムーン
今月の満月は7月17日(水)6時38分頃に満月を迎えます。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。7月は雄ジカ(=バック)のツノが生え変わる時期であることから、この名前がつけられたと言われています。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。7月は雄ジカ(=バック)のツノが生え変わる時期であることから、この名前がつけられたと言われています。
参考資料など
『天文年鑑(2019)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/