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西日本 週中頃は激しい雨に注意 梅雨入り早々大雨のおそれ

2019/06/23 13:50 ウェザーニュース

今日23日(日)も梅雨前線は日本の南の海上に停滞し、前線による雨が降っているのは、南西諸島や伊豆諸島が中心となっています。

ただ、週明けからは梅雨前線が北上し、週の中頃には西日本を中心に激しい雨に注意が必要です。

週中頃にやっと梅雨入りか

すでに九州北部や四国地方は、過去最も遅い梅雨入りの日を過ぎ、中国地方(6月24日)、近畿地方(6月25日)も記録更新が濃厚となってきています。

ただ、今週は梅雨前線が北上し、週の中頃には西日本の各地でようやく梅雨入りとなりそうです。

そして、梅雨入り早々、気圧配置は梅雨末期の大雨のパターンに近く、梅雨前線の活動は活発になります。

西日本太平洋側は強雨・大雨のおそれ

26日(水)は九州南部を中心に活発な雨雲がかかりやすく、27日(木)にかけて西日本の各地に拡大しそうです。

特に四国や紀伊半島など太平洋側で雨が強まり、場所によっては1時間に50mmを超えるような激しい雨に注意が必要です。
また雨量もまとまり、大雨となるおそれがあります。

その後はいったん梅雨前線が南下するものの、30日(日)頃には再び北上する見込みです。

毎年発生している梅雨時期の大雨

平成30年7月豪雨時の様子
6月終わりから7月はじめにかけては、過去に多くの災害が発生している大雨シーズンです。
西日本の梅雨入りは遅かったものの、このあとは前線活動がこの時期らしく活発になると予想されます。雨への備えは迅速に進めておく必要がありそうです。

<近年の梅雨時期の大雨災害(気象庁HPより抜粋)>
 平成30年7月豪雨(6月28~7月8日)
 平成29年7月九州北部豪雨(7月5~6日)
 平成28年・梅雨前線による大雨(6月19~30日)