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週刊地震情報 2019.06.23 18日(火)に新潟県で震度6強 活動は落ち着く傾向

2019/06/23 12:05 ウェザーニュース

日本域の最近一週間の地震回数は先週に比べると多くなりました。

新潟県で震度6強を観測する地震が発生しています。(6月17~22日の集計)

国内:新潟で震度6強、山形で震度6弱の地震

国内で震度1以上を観測した地震の回数
18日(火)22時22分頃、山形県沖を震源とするM6.7と推定される地震が発生しました。この地震で新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱、長岡市や酒田市などで震度5弱を観測しています。

新潟県内で震度6強を観測するのは、2007年「新潟県中越沖地震」以来のこととなります。山形県内で震度6以上の揺れを観測するのは気象庁の詳しい統計が残る1922年以降、初めてです。

この地震のメカニズムは、西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、日本海沿岸部で発生する地震に共通するパターンです。
山形・新潟県沖の地震 震度1以上の回数
発生した18日(火)深夜から19日(水)未明にかけては地震が頻発したものの、その後は比較的活動が落ち着き、震度1以上を観測する地震は1日に1回あるかないかとなっています。震度1未満の地震傾向を見ても、回数は順調に減っている状況です。

今回の地震活動が落ち着いても、日本海沿岸部は短い周期で大きな地震が発生しています。地震による影響はしっかりと確認し、次に発生した時に備えておく必要があります。

世界:ニュージーランド北東でM6級が頻発

世界のM4.5以上の地震(USGSホームページ引用 ウェザーニュース加筆・作成)
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は、期間内に5回発生しています。

特に目立つのがニュージーランド北東海上の地震活動です。
16日(日)にM7.2の地震が発生し、その後もM6級が頻発。17日(月)にM6.0、19日(水)にM6.4、21日(金)にM6.2が起きています。

元々、太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界付近で地震は多く、1976年にはM8.0の大きな地震が発生した記録が残っています。M7後半の地震が起きた場合は、津波の発生が懸念されますので、しばらくは注視が必要なエリアです。

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。