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虹色現象「環水平アーク」 荒天の中の晴れ間に出現

2019/06/15 14:50 ウェザーニュース

15日(土)の西日本は、発達中の低気圧の影響で四国で大雨になっているほか、近畿では朝から強風が吹いて荒れた天気になっています。

そんな中、低気圧に向かって吹く東寄りの湿った空気が紀伊山地でブロックされたことで、大阪府や和歌山県では一時的に晴れ間が出現しました。

大阪や和歌山で環水平アークが出現

撮影:大阪市天王寺区
晴れ間の出たエリアでは虹色現象の一つ「環水平アーク」が見られました。

環水平アークは、氷の粒で構成される高層の雲がプリズムの役割をして太陽の光が屈折することで、虹色の光の帯が出現する現象です。

夜にかけて、近畿は広く雨に

ただ、この晴天は長続きせず、低気圧の接近とともに雨の範囲は拡大し、近畿では今夜にかけて広く雨となります。

今後の雨や風の強まりに十分ご注意ください。

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