一晩中、観測のチャンス
6月11日(火)に衝を迎え、明るさがマイナス2.5等級を超えた木星は、17日に満月を迎える月の直ぐそばで、一晩中寄り添うように輝いています。
また、月と木星の他にも、近くにはさそり座の一等星アンタレスや、19日に月との最接近を迎える土星、さらに東の空では夏の大三角を構成する、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブが輝いています。
晴れるエリアでは、月と木星の観測のついでに、今の時期に見頃を迎えている星を一緒に楽しむのもおすすめです。
また、月と木星の他にも、近くにはさそり座の一等星アンタレスや、19日に月との最接近を迎える土星、さらに東の空では夏の大三角を構成する、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブが輝いています。
晴れるエリアでは、月と木星の観測のついでに、今の時期に見頃を迎えている星を一緒に楽しむのもおすすめです。
気になる天気は?
月と木星をしっかり見ることができるのは、関東や静岡、高知、沖縄。低気圧が遠ざかりよく晴れます。一晩中晴れている予想で、月と木星の共演をバッチリ楽しむことができそうです。
また、東海から西の太平洋側や九州でも見られる可能性あり。上空の高いところの雲が広がりやすい予想ですが、雲の隙間もあるためチャンスがありそうです。
北日本や北陸は低気圧の厚い雲がかかります。山陰や近畿中部も曇り空となって、星を眺めることは難しそうです。
>>各地の詳しい天気と気温
月と木星の次回の接近は7月13日(土)から14日(日)にかけて見られます。今回は見られなかったとしても、7月の接近に期待しましょう!
また、東海から西の太平洋側や九州でも見られる可能性あり。上空の高いところの雲が広がりやすい予想ですが、雲の隙間もあるためチャンスがありそうです。
北日本や北陸は低気圧の厚い雲がかかります。山陰や近畿中部も曇り空となって、星を眺めることは難しそうです。
>>各地の詳しい天気と気温
月と木星の次回の接近は7月13日(土)から14日(日)にかけて見られます。今回は見られなかったとしても、7月の接近に期待しましょう!
参考資料など
『月刊星ナビ』アストロアーツ