国内:鳥島近海でM6.2 小笠原諸島で震度4を観測
4日(火)13時40分頃、鳥島近海で地震が発生しました。地震の規模はM6.2、震源の深さは445kmと推定されます。この地震で小笠原村母島で震度4を観測。関東から東北南部の所々で震度1を観測しました。
小笠原諸島や鳥島の近海は太平洋プレートが深く潜り込んでおり、震源の深さが数100km以上のいわゆる「深発地震」がしばしば発生しています。M6以上の地震が過去10年で14回発生。2015月6月23日にはM8.1という地震が発生しました。震源が深いため、強い揺れはなかなか地表まで伝わらないものの、2015年のケースでは震度5強の強い揺れに見舞われています。
深発地震では、異常震域と呼ばれる現象で、震源から遠く離れた所まで揺れが到達することがあります。今回は宮城県南部で震度1を観測しました。規模が大きな地震の場合は、震度3を超えるような揺れが到達することもあるため要注意です。(2015年は神奈川県で最大震度5強を観測)
小笠原諸島や鳥島の近海は太平洋プレートが深く潜り込んでおり、震源の深さが数100km以上のいわゆる「深発地震」がしばしば発生しています。M6以上の地震が過去10年で14回発生。2015月6月23日にはM8.1という地震が発生しました。震源が深いため、強い揺れはなかなか地表まで伝わらないものの、2015年のケースでは震度5強の強い揺れに見舞われています。
深発地震では、異常震域と呼ばれる現象で、震源から遠く離れた所まで揺れが到達することがあります。今回は宮城県南部で震度1を観測しました。規模が大きな地震の場合は、震度3を超えるような揺れが到達することもあるため要注意です。(2015年は神奈川県で最大震度5強を観測)
世界:チリの沿岸部で地震頻発
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は1回発生しています。前述の鳥島近海の地震です。(USGSの解析はM6.3)
この一週間は南米チリの沿岸部でやや地震が多くなっています。いずれもM5前後で特に大きなものではなく、震源の位置や深さはバラついており、関連性は特に明確ではありません。チリ沿岸ではここ数年、M7を超える地震の発生がなく、2016年12月にチリ南部で発生したM7.6(深さ38km)が最後です。たびたび巨大地震がや津波を引き起こしているエリアだけに動向が気になります。
この一週間は南米チリの沿岸部でやや地震が多くなっています。いずれもM5前後で特に大きなものではなく、震源の位置や深さはバラついており、関連性は特に明確ではありません。チリ沿岸ではここ数年、M7を超える地震の発生がなく、2016年12月にチリ南部で発生したM7.6(深さ38km)が最後です。たびたび巨大地震がや津波を引き起こしているエリアだけに動向が気になります。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。