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福岡県などで50mm/hの激しい雨 雨のピークは昼に大阪、夕方は関東へ

2019/06/07 07:10 ウェザーニュース

九州や中国地方を中心に寒冷前線の通過に伴い、今日7日(金)朝から雨が強まっています。

1時間に50mmを超える激しい雨に

6時までの1時間に福岡県の東谷では58.0mmの激しい雨を観測。だんだんと活発な雨雲は東へ移動して、山口市でも6時20分までの1時間の雨量が51.5mmに達しました。

この大雨の影響で、山陽本線など一部の電車では、運転見合わせや遅延が発生しています。(7時現在)
>>最新の雨雲レーダー

昼には近畿、15時前後には名古屋周辺で強雨のおそれ

この寒冷前線に伴う発達した雨雲は、昼前後には大阪など近畿周辺に進み、1時間に30mm前後の強い雨を降らせる予想です。名古屋周辺では15時頃にかけて強い雨が降ると予想しています。

場所によっては雷を伴い、1時間に40~50mmの激しい雨となるおそれがあり、道路冠水や河川の増水に注意が必要です。

関東では帰宅時間帯が雨のピークに

夕方になると関東で雨のピークとなり、帰宅時間帯と本降りの雨のタイミングが重なりそうです。また、風も強まり、横殴りの雨となって傘が役に立たなくなるおそれもあります。

帰宅時間を前後させることが可能な場合は、時間をずらしての帰宅をおすすめします。また、電車や道路が混雑する可能性もありますので、時間に余裕を持って行動し、最新の情報をご確認ください。
>>雨のピーク時間帯を確認

西日本や東海は大雨に警戒

低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込みやすい西日本や東海では、雨が強まりやすく、大雨となるおそれがあります。

九州山地、四国山地、紀伊山地や静岡県周辺では、まとまった雨による土砂災害のおそれもあるため警戒が必要です。自治体からの情報なども確認するようにしてください。

雨雲の動きがひと目でわかる!


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