月と金星が接近
6月2日(日)の早朝、東北東の低空で月齢28の極細の月と明けの明星の金星が接近して見えます。日の出30分前の金星の高度が約7度、月の高度が約3度と非常に低いので、見晴らしの良い場所で探してみてください。
月と金星の次回の共演は7月2日(火)です。
その後、金星は太陽に近づいて見えなくなり、10月下旬から11月上旬ごろからは「宵の明星」として、夕方の西の空に見えるようになります。
月と金星の次回の共演は7月2日(火)です。
その後、金星は太陽に近づいて見えなくなり、10月下旬から11月上旬ごろからは「宵の明星」として、夕方の西の空に見えるようになります。
月と火星が接近
6月5日(水)の夕方から夜にかけて、西北西の低空で月齢2の細い月と火星が接近して見えます。
日の入り1時間後の高度は10度前後とかなり低いので、見晴らしの良いところで眺めてみてください。
月と火星の右下にはやや離れて水星もあり、全部見えれば「月・火・水」の共演を楽しめます。水星と火星は18日(火)頃に最接近します。
次回の月と火星の接近は、7月4日(木)です。
日の入り1時間後の高度は10度前後とかなり低いので、見晴らしの良いところで眺めてみてください。
月と火星の右下にはやや離れて水星もあり、全部見えれば「月・火・水」の共演を楽しめます。水星と火星は18日(火)頃に最接近します。
次回の月と火星の接近は、7月4日(木)です。
月と木星が大接近
6月16日(日)の夕方から翌17日(月)未明にかけて、月齢13の満月前の月と木星が大接近して見えます。
月と木星の間隔は時間の経過とともに小さくなっていきます。また、木星は一晩中見えるので、観望の絶好の機会となりそうです。次回の接近は7月13日(土)から14日(日)にかけて見られます。
月と木星の間隔は時間の経過とともに小さくなっていきます。また、木星は一晩中見えるので、観望の絶好の機会となりそうです。次回の接近は7月13日(土)から14日(日)にかけて見られます。
6月は夏の星が見やすい時期に
6月になると、七夕伝説でおなじみの彦星(アルタイル)と織姫星(ベガ)が、比較的早い時間に姿を現します。
よく晴れて明かりがなければ、両者を隔てる天の川を見ることができるかもしれません。その天の川を渡るように、はくちょう座も現れます。
1等星のデネブ・アルタイル・ベガをつなげれば、夏の星座の代表格『夏の大三角』になります。
街明かりの影響の少ない郊外などに行ったときは、ぜひ空を見上げてみてください。
よく晴れて明かりがなければ、両者を隔てる天の川を見ることができるかもしれません。その天の川を渡るように、はくちょう座も現れます。
1等星のデネブ・アルタイル・ベガをつなげれば、夏の星座の代表格『夏の大三角』になります。
街明かりの影響の少ない郊外などに行ったときは、ぜひ空を見上げてみてください。
6月の満月はストロベリームーン
今月の満月は6月17日(月)17時31分頃に満月を迎えます。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。6月は、イチゴの収穫が行われるため、この名前がつけられたと言われています。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。6月は、イチゴの収穫が行われるため、この名前がつけられたと言われています。
参考資料など
『天文年鑑(2019)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/