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6月1日は写真の日 スマホによる空撮影の大事な3原則

2020/05/26 23:07 ウェザーニュース

今日6月1日は「写真の日」。日本写真協会が1951年に制定しました。

関東や東北を中心に晴れて、絶好の撮影日和となります。青空をバックに様々な被写体を狙えそうです。

そこで、iPhone写真家の三井公一さんにスマホで空を撮るときに大事な3原則を教えてもらいました。

スマホで撮影するときに大事な3原則

1、空を広く切り取ろう

空を撮るときは常に「空が主役」という意識で、空を広くフレームに入れましょう。開放的な空がさらに広々とした印象の写真となり、ダイナミックさを伝えることができます。

2、直感を大切に

空を眺めていると、雲が面白い形をしていたり、特別美しい夕焼けが出たり、ときどき心を揺さぶる「あっ、いいな!」という瞬間に出会います。その「あっ!」という気持ちにさせた部分を切り取るのが空写真のコツです。

なぜ「あっ!」と思ったのか理由などは考えず、まずシャッターを押すことが大切です。縦位置と横位置を必ず両方撮影し、自分で動いて画角を決めましょう。

3、「印象」をストレートに加工しよう

撮影した写真が実際にその場で感じた「印象」と違っていることもあるでしょう。そういう時はアプリを使って自分が受けた「印象」に近づけましょう。

フィルターをかけたり補正を強めにかけるなど、加工アプリはたくさんあります。スマホでは作品が手のひらの上であっという間に完成するのです。

ただし、アプリによる加工に頼るのではなく、上記を踏まえてきちんと撮影する、ということが大切です。これを忘れなければ、きっと素晴らしい作品ができることでしょう。


空は時間帯や季節によって日々、さまざまな表情を見せてくれます。この3原則を意識して、撮影日和の「写真の日」に、空を撮影してみては。