梅雨入りは6月7日(金)頃の予想
梅雨前線は現在、日本の南の海上にありますが、今週後半には北上する予想です。
中国大陸で発生した低気圧を伴いながら、7日(金)~8日(土)には本州の南岸に達する見込みです。その後はしばらくは本州の南の海上に停滞し、東京などではくもりや雨が続くため、梅雨入りすると見られます。
中国大陸で発生した低気圧を伴いながら、7日(金)~8日(土)には本州の南岸に達する見込みです。その後はしばらくは本州の南の海上に停滞し、東京などではくもりや雨が続くため、梅雨入りすると見られます。
今年の梅雨入りは平年と同じくらい
関東甲信地方の梅雨入りの平年値(※)は6月8日。今年の梅雨入りは平年と同じくらいになりそうです。
※1981年〜2010年の30年間の値を元に算出される
※1981年〜2010年の30年間の値を元に算出される
過去には5月6日という爆早の梅雨入りも
1963年は5月上旬の中頃から本州南岸付近に前線が停滞することが多く、関東甲信で5月6日、東海地方で5月4日、中国地方で5月8日と、それぞれ平年よりもおよそ1ヶ月も早く梅雨入りが発表されました。
この年は、前線が6月末まで停滞することが多く、長雨により麦や野菜など農作物に被害が発生しました。
この年は、前線が6月末まで停滞することが多く、長雨により麦や野菜など農作物に被害が発生しました。
今年の梅雨の傾向は?
梅雨の期間は概ね平年並みと予想されています。また、雨量についても平年並みの見込みです。
雨のピークは7月上旬〜中旬と見られ、梅雨前線が本州付近に停滞しやすく、さらに暖かく湿った空気の流れ込みより梅雨前線の活動が活発化するため、大雨に注意が必要です。
雨のピークは7月上旬〜中旬と見られ、梅雨前線が本州付近に停滞しやすく、さらに暖かく湿った空気の流れ込みより梅雨前線の活動が活発化するため、大雨に注意が必要です。