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記録的な暑さとなった週末 東京の2人に1人はエアコンを使用

2019/05/27 16:09 ウェザーニュース

ここ数日記録的な暑さとなり、熱中症とみられる症状で救急搬送された方も急増しました。

ウェザーニュースでは、26日(日)当日にエアコンを使用したかどうかの調査を実施。全国5,778人の方から回答を頂きました。

8都県でエアコン稼働率50%以上

※エアコンを持ってない人を除く
集計の結果、26日(日)は全国の約4割の人がエアコンを使用したと回答。
エリアごとに見てみると、西日本に比べて東日本や北日本での稼働率が高く、東京や埼玉など関東や北陸などの8都県で2人に1人は使用していたことが分かりました。

土日とも30℃超えでエアコン使用につながる

エアコンをつけた地域とつけなかった地域の差は、やはり週末の最高気温にあるようです。

この週末は、全国的に気温が上がったものの、特に北日本や東日本は5月として記録的な暑さを観測。平年との気温差が大きくなったことで、北日本・東日本ほどエアコンの稼働率が上がったと考えられます。

さらに、各都道府県の県庁所在地の最高気温を見てみると、各県庁所在地が34℃超えを記録した、群馬(前橋)、栃木(宇都宮)、埼玉(さいたま)では50%以上の方がエアコンを使用。また、北日本・東日本では25日(土)・26日(日)ともに30℃超えの暑さとなった地域の多くが、40%以上の方が使用してることが分かります。

ただ、長野(長野)や山梨(甲府)などは両日とも30℃を超えたものの、最低気温は15℃前後と涼しくなっています。
このように、昼間は暑くても、朝晩の涼しさで屋内の気温が十分に下がることで、エアコンの稼働率が低くなるケースもあるのかもしれません。

厳しい暑さは一段落

今週は、広範囲で30℃を超えるような厳しい暑さにはなりませんが、湿度が上がる分、蒸し暑く感じられそうです。

屋内にいる場合でも熱中症になる場合があるので、暑いなと感じたら、我慢せずにエアコンをつけるようにしてください。