国内:千葉県で震度5弱、関東では去年7月以来の観測
25日(土)15時20分頃、千葉県南部を震源とするM5.1の地震が発生しました。震源の深さは約38km、地震のメカニズムは西北西-東南東方向に引張る力がかかったことによる正断層型と見られています。
この地震で千葉県長南町で震度5弱を観測しました。関東地方で震度5弱以上の強い揺れを観測するのは、去年7月7日に千葉東方沖で発生したM6.0の地震以来です。
フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込むエリアで、去年の夏前は「スロースリップ」と呼ばれるプレート境界付近のゆっくりとした動きにより地震が多発した地域の近くです。
ただ、震源の深さが今回の地震の方が深いなどの違いがあるため、直接の関連性は薄いと考えられます。
千葉市にウェザーニュースが独自に設置する地震計、Yureステーションによる観測の結果、今回の地震は横揺れが大きいという特徴が見られています。気象庁のメカニズム解析結果の、プレート内部が破壊されたことによる地震と調和的です。
この地震で千葉県長南町で震度5弱を観測しました。関東地方で震度5弱以上の強い揺れを観測するのは、去年7月7日に千葉東方沖で発生したM6.0の地震以来です。
フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込むエリアで、去年の夏前は「スロースリップ」と呼ばれるプレート境界付近のゆっくりとした動きにより地震が多発した地域の近くです。
ただ、震源の深さが今回の地震の方が深いなどの違いがあるため、直接の関連性は薄いと考えられます。
千葉市にウェザーニュースが独自に設置する地震計、Yureステーションによる観測の結果、今回の地震は横揺れが大きいという特徴が見られています。気象庁のメカニズム解析結果の、プレート内部が破壊されたことによる地震と調和的です。
世界:M7以上の発生はなし
この期間、アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は3回発生しています。
19日(日)はニューカレドニア付近でM6.3、M6.2の地震が相次ぎました。震源が20kmと浅かったものの、地震の規模がそれほど大きくなかったため津波は発生せず、目立った被害に関しては報告されていません。
ニューカレドニア付近は太平洋プレートとオーストラリアプレートが複雑に関係しあっており、南ニューヘブリディーズ海溝付近で度々大きな地震が発生、去年12月にはM7.5の規模の地震が発生しています。
19日(日)はニューカレドニア付近でM6.3、M6.2の地震が相次ぎました。震源が20kmと浅かったものの、地震の規模がそれほど大きくなかったため津波は発生せず、目立った被害に関しては報告されていません。
ニューカレドニア付近は太平洋プレートとオーストラリアプレートが複雑に関係しあっており、南ニューヘブリディーズ海溝付近で度々大きな地震が発生、去年12月にはM7.5の規模の地震が発生しています。
参考資料など
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。