facebook line twitter mail

6月は梅雨の気配が強まるも 降水は増えず(気象庁1か月予報)

2019/05/23 15:08 ウェザーニュース

気象庁は23日(木)、5月25日から6月24日にかけての1か月予報を発表しました。

気温はこの先も高い傾向が続く見込みです。6月に入ると梅雨の気配が徐々に強まるものの、平年ほど前線の北上せず、降水量は少なくなりそうです。

晴れる日は暑さ対策を

5月中は日本付近に暖かな空気の流れ込みやすい状況が続きます。

6月に入るとジェット気流の蛇行が落ち着き、極端な高温傾向にはならないものの、平年並みか高めの所が多くなりそうです。

1か月の平均気温は九州から北海道にかけて平年よりも高く、沖縄と奄美で平年並みか高い予想となっています。晴れる日は30℃前後まで上がる日がありますので、暑さ対策が必要です。

梅雨前線は平年より南で停滞

ジェット気流の蛇行が落ち着くことで、梅雨前線が明瞭化して、沖縄や奄美は梅雨空が戻ってきます。

6月中は梅雨前線が本州の南の海上に停滞し、北上のタイミングで西日本や東日本で梅雨入りとなりそうです。

ただ、前線自体は平年よりも南に位置することが多いため、降水量は沖縄・奄美と西日本の太平洋側で平年並み、そのほかの各地は平年並みか少ない予想となっています。
>>この先3か月間の天気傾向