じつはオールシーズンな日本の雷
気象庁の落雷害数の月別グラフを見て見ると、差はあれど毎月報告されていることがわかります。
4月から9月は太平洋側、10月から3月は日本海側での報告が多くなっています。
全体的には8月が圧倒的。人口密集地で局地的な雷雨が発生しやすくなるためです。
ただ毎年GW過ぎあたりから気温が上昇、かつ、北からの寒気が影響して雷雲が発生しやすくなります。
グラフでは5月、6月の被害数はあまり目立っていませんが、時期的に人口が少ない山沿いでの雷がほとんどだと考えると、実際の落雷発生数はもっと多くなると思われます。
4月から9月は太平洋側、10月から3月は日本海側での報告が多くなっています。
全体的には8月が圧倒的。人口密集地で局地的な雷雨が発生しやすくなるためです。
ただ毎年GW過ぎあたりから気温が上昇、かつ、北からの寒気が影響して雷雲が発生しやすくなります。
グラフでは5月、6月の被害数はあまり目立っていませんが、時期的に人口が少ない山沿いでの雷がほとんどだと考えると、実際の落雷発生数はもっと多くなると思われます。
冬場は日本海側が雷多発エリア
集中豪雨とともに夏にやってくるイメージが強い雷。現に関東北部などは、他県に比べて、夏の雷発生数が非常に多くなっています。
しかし、それ以上に冬の日本海側のエリアでは、雷が多発しているのです。
グラフを見ると、金沢では12月と1月の冬の時期に非常に多くなっています。
さらに、夏の時期も雷は発生しているため、年間を通して見ると、関東北部に位置する宇都宮より圧倒的に多いことがわかります。
しかし、それ以上に冬の日本海側のエリアでは、雷が多発しているのです。
グラフを見ると、金沢では12月と1月の冬の時期に非常に多くなっています。
さらに、夏の時期も雷は発生しているため、年間を通して見ると、関東北部に位置する宇都宮より圧倒的に多いことがわかります。
真夏だけが雷に注意ではない
以上のように、雷は年中どこかで発生しやすいもの。
ちなみに落雷と関連し、全国の雹(ひょう)害の発生件数は、2005年までの10年間で最も多い月は5月の約115件、次いで7月の約70件(気象庁)という統計もあります。
首都圏など太平洋側では、初夏から天気急変による落雷やシビアな現象の発生が増えてくるわけです。
真夏だけが雷シーズンではないということを、レジャーにお出かけの際は頭の片隅に入れておくと良さそうです。
ちなみに落雷と関連し、全国の雹(ひょう)害の発生件数は、2005年までの10年間で最も多い月は5月の約115件、次いで7月の約70件(気象庁)という統計もあります。
首都圏など太平洋側では、初夏から天気急変による落雷やシビアな現象の発生が増えてくるわけです。
真夏だけが雷シーズンではないということを、レジャーにお出かけの際は頭の片隅に入れておくと良さそうです。