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九州で猛烈な雨 近畿や東海・関東で明日にかけ大雨に警戒

2019/05/20 08:23 ウェザーニュース

今日20日(月)は日本列島を通過する寒冷前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込みやすくなるため、大気の状態が非常に不安定となります。

このため、明日21日(火)にかけて、西日本や東日本では雷を伴った強い雨が降る予想です。太平洋側を中心に大雨のおそれがあり、土砂災害や道路冠水に警戒をしてください。また、沿岸部を中心に風の強まりにも注意が必要です。

宮崎県では猛烈な雨を観測

宮崎市を流れる大淀川の様子(20日7時頃撮影)
今日20日(月)早朝は、宮崎県を中心に発達した雨雲がかかり、日南市の油津では5時までの1時間に81.5mmと猛烈な雨となりました。宮崎市でも2時過ぎまでの1時間に50mmの雨を観測しています。

この雨によって、増水している河川が多くなっており、河川敷が浸水しているところも出てきています。
また、地盤が緩んで斜面が崩れやすくなっているところがあるので、土砂災害の発生に警戒が必要です。

急な斜面の近くや、増水した河川などには近づかないようにしてください。

明日にかけ200mmを超える大雨のおそれ

このあとも、太平洋側を中心に暖かく湿った空気の流れ込みが続き、午前中は四国で、午後は近畿でも激しい雨に警戒が必要です。
夕方以降は東海や関東でも本降りの雨となり、明日21日(火)午前中にかけて激しい雨となるおそれがあります。

<24時間の予想雨量(明日21日(火)6時まで)>
 ※多いところでの予想雨量
 関東     100~150mm
 東海     200~300mm
 近畿南部   150~200mm
 四国太平洋側 150~200mm

近畿から東海では今日の帰宅時間帯に、関東では明日朝の通勤時間帯に雨が強まる予想です。最新の情報を確認して、時間に余裕を持って行動するようにしてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート by 夏友さん