facebook line twitter mail

屋久島で50年に一度の大雨 3時間で240mmの雨を観測

2019/05/18 18:39 ウェザーニュース

低気圧と前線の影響で、九州南部では発達した雨雲が次々と流れ込んでおり、鹿児島県の屋久島では17時までの3時間で240㎜の猛烈な雨を観測。

鹿児島地方気象台は、50年に一度の記録的な大雨となっているところがあると発表しました。

夜遅くにかけて猛烈な雨に警戒

屋久島周辺では夜遅くにかけて、この後も発達した雨雲が流れ込み、猛烈な雨が続く恐れがあります。土砂災害や道路冠水、低地の浸水などに最大限の警戒をするようにして下さい。

「50年に一度の記録的な大雨」とは

過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出した“確率降水量”をもとに、全国を5km四方に区切った地域ごとに、50年に一度程度しか発生しないような大雨が観測・解析されたときに、気象庁が発表する情報です。

その発表基準は、過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出した“確率降水量”をもとにして、全国を5km四方に区切った地域ごとに、算出されています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながる猛烈な雨が降っていることを意味しています。危険な状況が迫っているおそれがあるので、地元の自治体が発表する避難情報などを確認して、早めの避難を心がけてください。