上空の気圧配置の変化が比較的ゆっくりと進むため、今週前半は本州付近は高気圧に覆われる日が多くなる予想です。このため、週中頃にかけては晴れて気温が上昇する日が多い予想ですが、湿った空気の影響で雲が広がることもあり、一時的に雨が降るところもありそうです。

週後半になると低気圧や前線が西日本に接近する可能性が高まっていて、西日本を中心に久々のまとまった雨となる可能性があります。

スーパーコンピュータの予測シミュレーションには誤差がありますので、随時最新の天気予報を確認するようにしてください。

この先も西日本や東日本には強い寒気が南下してくることは無い予想で、比較的暖かな空気に包まれる予想です。北日本でも今回の週末のような寒さは一旦解消する見通しです。

晴れて日差しの届く週前半ほど昼間の気温は上がりやすく、東日本や西日本では最高気温が25℃前後の日が多くなり、ところによっては30℃前後まで上がる日もある予想です。曇りのところが多くなる週後半も、気温は比較的高めの予想です。

昼間の暑さによる熱中症や、朝晩と昼との寒暖差で体調を崩したりしないよう、十分お気を付けください。

沖縄や奄美では、14日(火)以降は湿った空気や前線の影響で曇りや雨の日が続く予想です。

平年の梅雨入りは、沖縄では5月9日頃、奄美では5月11日頃ですが、今年ももう間もなく梅雨の時期へと移り変わるとみています。

梅雨の初め頃から雨が強く降るおそれがあるため、雨の季節への対策を早めに進めるようにしてください。