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京都や山口で30℃以上の真夏日に 光化学スモッグにも注意

2019/05/11 14:49 ウェザーニュース

今日5月11日(土)は、本州付近は高気圧に覆われて晴れているところが多くなっています。

南から暖かな空気が流れ込んでいることや日射の影響で気温が急速に上昇していて、14時までに西日本や東日本の7地点で30℃以上の気温を記録し、真夏日となっています。

近畿では今年初の真夏日に

大阪府の枚方では12:50に30℃に到達し、近畿では今年初の真夏日となりました。

その後14時までに、京都、山口、大分県の日田、広島県の加計、岡山県の高梁、山梨県の勝沼でも気温が30℃に達し、それぞれ真夏日となりました。

まだ暑さに慣れていない時期ですので、運動や作業等で長時間屋外にいる場合は熱中症に注意してください。また、駐車中の車内などでは特に危険です。
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光化学スモッグに注意

大阪管区気象台は今日昼前、大阪では今年初めての「スモッグ気象情報」を発表しました。

「光化学スモッグ」は、大気中の窒素酸化物や炭化水素が紫外線により化学反応を起こして「光化学オキシダント」が発生し、大気中の微粒子と混ざって見通しが悪くなる状態のことです。気温が高く、風の弱い日に発生しやすくなります。

光化学オキシダントの濃度が上昇すると、目の刺激や喉の痛み、呼吸障害など人体に影響を及ぼすこともあるといわれています。

14時までに、大阪府、岡山県、関東地方の一部地域で、それぞれ光化学スモッグの発生しやすい状況になるとしてスモッグ気象情報が発表されています。

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