吾妻山では5日(日)頃から火山性地震の多い状態が続いていました。
さらに9日(木)17時30分頃から大穴火口付近の地殻変動が明瞭となっており、火山活動が活発になっているものとみられます。
このことから小規模な噴火のおそれがあるため、大穴火口から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する、火山弾と呼ばれる大きな噴石に警戒してください。
また、大穴火口の風下側では降灰及び風の影響を受ける火山礫と呼ばれる小さな噴石、火山ガスに注意が必要です。
噴火警戒レベルとは?
噴火警戒レベルは、火山噴火の危険が高まった際に出される火山情報で、気象庁は火山活動の状況に応じて警戒レベルを5段階に区分して発表しています。