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気温上昇中 北海道や山陰は午前中から「夏日」地点が多数

2019/05/05 12:07 ウェザーニュース

きょう5月5日こどもの日の日本列島は、高気圧に覆われてほぼ全国的に晴天が広がっています。

午前11時00分の時点で、全国926地点の気象庁の観測地点のうち140地点で最高気温が25℃以上の「夏日」となっています。

山陰や北海道の道東で顕著な気温上昇

全国的に来暖かくなっている中でも、特に山陰や北海道の道東で気温の上昇が顕著になっています。

関東の東に中心を持つ高気圧が存在することで、大気下層では山陰では南風が、北海道では西風が吹いているため、山を越えた風によるフェーン現象による昇温の影響が加わっているものとみられます。

北海道の帯広では、朝は9.2℃まで気温が下がっていたものの、9時の時点で24.1℃まで上昇して沖縄の那覇の気温を上回りました。

▼11時までの最高気温
 中徹別(北海道) 28.2 ℃
 志多阿原(沖縄) 28.1 ℃
 別海(北海道)  28.0 ℃
 益田(島根)   27.9 ℃
 与那国島(沖縄) 27.8 ℃
 萩(山口)    27.4 ℃

アウトドアや車内での熱中症に注意

昼過ぎには日照の影響でさらに気温が上昇し、30℃近い暑さとなる所もある見込みです。こまめに水分を摂って熱中症対策を万全にしてください。

スポーツなどのアウトドアではもちろんですが、ドライブの休憩などの駐車時にエンジンを切った車内などでも熱中症の危険があります。Uターンラッシュのピークになりますが、短時間でもお子さんやペットを車内に残さないように注意が必要です。

また、気温の上昇している北海道では、日が暮れると急速に冷え込むので、羽織る物を用意しておくと良さそうです。

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