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2日~3日は大気の状態が不安定 関東など広範囲で雷雨や雹(ひょう)に注意

2019/04/29 14:18 ウェザーニュース

ゴールデンウィーク中盤の5月2日(木)から3日(金)にかけては、この時期としては強い寒気が日本列島の上空に流れ込みます。

大気の状態が不安定となるため、関東など広い範囲で強い雨や突風、雹(ひょう)など激しい現象に対して注意が必要です。

2日(木)は西日本・東日本の広範囲 関東は3日(金)も注意を

2日(木)から3日(金)にかけて、日本の上空5500m付近には-20℃以下という、この時期としては強い寒気が流れ込みます。

最高気温は20℃以上のところが多く、地上と上空との気温差は場所によっては40℃以上に達します。そのため、大気の状態が非常に不安定になり、雨雲が急発達しやすい状態です。

2日(木)は西日本や東日本の広い範囲で、3日(金)は関東を中心に、突然の強い雨や突風、雹(ひょう)が降るなど、激しい現象が起きるおそれがあります。

黒い雲は天気急変の兆候

屋外でのレジャーは天気急変に注意をしてください。

この時期は暖かくなってきているため、夏のゲリラ豪雨のように激しく降ることもあります。黒い雲が見えてきた場合は、危険のサインです。

特に川沿いのキャンプは、自分のいるところで雨が降っていなくても、上流で強い雨が降れば、一気に増水することもあります。
また、山での雷雨は避難できるところが少なく(※木の下への避難は厳禁)、雨に濡れると低体温症になるおそれもあります。それほど高い山でなくても十分な注意が必要です。

引き続き、お出かけになる方は最新情報を確認するようにしてください。
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