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知ってた? 5月頃から熱中症患者が増加

2019/04/30 14:30 ウェザーニュース

屋外のレジャーには絶好の季節!

なんですが、毎年5月頃から、熱中症により救急搬送される人が増えてくることをご存知ですか。

暑さに慣れてない春

総務省消防庁のまとめによると、昨年(2018年)の5月7日〜13日に熱中症による救急搬送人数は207人。熱中症は、夏だけではなく、体が気温の上昇に慣れていない春にも発生することがあります。

<この時期の最高気温>
・福島 :21℃前後
・熊谷 :23℃前後
・東京 :22℃前後
・名古屋:23℃前後
・大阪 :23℃前後
・福岡 :23℃前後

熱中症対策を心がけよう

環境省の環境保健部環境安全課の熱中症環境保健マニュアルによれば、以下のような日は熱中症の危険性が高まります。

・気温が高い日
・暑くなり始め
・湿度が高い日
・風が弱い日
・日差しが強い日
・熱帯夜の翌日
・照り返しが強い場所
・熱いものがそばにある場所
・急に暑くなった日

上記、環境省環境保健部環境安全課・熱中症環境保健マニュアルのいくつかは、GW中にも当てはまるものがあります。今の時期は、屋外で長時間すごす人も多いです。とくに子どもたちは、はしゃいで走り回り、汗をたくさんかいたりします。また5月に入り、日差しもかなり強くなってきました。湿度は低めでカラッとしていても、油断せずに熱中症対策を心がけるようにしてくださいね。

>>この先の天気や気温を確認

参考資料など

総務省消防庁HP
環境省 熱中症環境保健マニュアル