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夏の高気圧の張り出し弱く、梅雨明けの遅れも(気象庁3か月予報)

2019/04/24 17:22 ウェザーニュース

気象庁は24日(水)、5月から7月までの3か月予報を発表しました。

極端な猛暑になる可能性は低い

エルニーニョ現象の影響もあり、夏の高気圧の張り出しが弱くなる見込みです。

去年のような極端な猛暑になる可能性は現段階では低く、3か月の平均気温は西日本から北日本で平年並み、沖縄・奄美で平年並みか高めの予想となっています。

7月は平年より低い確率が40%と最も高く、オホーツク海高気圧の出現が予想されることから、気温の低い時期がありそうです。

西・東は梅雨後半の大雨懸念

降水量の3か月平均は西日本から北日本で平年並み、沖縄・奄美で平年より多い予想です。

西日本、東日本は6月が平年並みか少ない予想なのに対し、7月が平年並みか多い予想で、梅雨後半の大雨が懸念されます。

また、夏の高気圧の張り出しが弱いため、梅雨明けが遅れる可能性もあります。

去年は記録的に早い梅雨明けだった関東甲信地方も平年並みの7月下旬以降となりそうです。

>>この先3か月間の天気傾向