乾いた汚れは乾いた状態で取り除く
「サッシをお掃除する際は、いきなり水や洗剤で濡らしてしまうと、余計に汚れが取り除きにくくなります。ですから最初は、乾いた汚れは乾いた状態で取り除くのが基本です」と尾崎さんは言います。
固まった砂ぼこりは「叩く」
汚れが溜まりやすいサッシレールなどの狭く細かい所のお掃除には、100均の店や量販店などで売られているサッシブラシを使うと便利です。
サッシにおいて、いちばん汚れが溜まりやすい場所はコーナー部分で、窓の開け閉めによって砂ぼこりや土が隅に固まっている場合もあります。まずはサッシブラシでこの頑固な汚れを取り除きましょう。尾崎さんはブラシの使い方をアドバイスしてくれました。
「ブラシを軽く持ち、手首のスナップを効かせて角を叩きます。角にブラシの先端が当たるよう上下に叩くのがポイントです。すると、固まった砂ぼこりが砕け、取り除きやすくなります。ブラシの毛先を使って叩く方法は、お掃除のプロが実践しているワザです。ゴシゴシ力任せにブラシを使うのではなく、毛先を意識して使うとお掃除の効率が良くなり、時短に繋がります」
こうして頑固な汚れを砕いてから、レール全体の汚れをサッシブラシでサッと掃き除きます。
サッシにおいて、いちばん汚れが溜まりやすい場所はコーナー部分で、窓の開け閉めによって砂ぼこりや土が隅に固まっている場合もあります。まずはサッシブラシでこの頑固な汚れを取り除きましょう。尾崎さんはブラシの使い方をアドバイスしてくれました。
「ブラシを軽く持ち、手首のスナップを効かせて角を叩きます。角にブラシの先端が当たるよう上下に叩くのがポイントです。すると、固まった砂ぼこりが砕け、取り除きやすくなります。ブラシの毛先を使って叩く方法は、お掃除のプロが実践しているワザです。ゴシゴシ力任せにブラシを使うのではなく、毛先を意識して使うとお掃除の効率が良くなり、時短に繋がります」
こうして頑固な汚れを砕いてから、レール全体の汚れをサッシブラシでサッと掃き除きます。
メラミンスポンジの使用はNG
サッシブラシで取り切れなかった砂ぼこりは、掃除機で吸い取りましょう。隙間掃除用のノズルがある場合は、先端に取り付けて使用すると吸い取りやすくなります。
白くて四角いメラミン樹脂製の「メラミンスポンジ」は、コップの茶渋などの汚れを取るのに便利なアイテムですが、これをサッシのお掃除に用いるのはどうでしょう?
尾崎さんの答えはNOです。メラミンスポンジは研磨剤で汚れを削って落とすため、「サッシに使うとキズが付いてしまう恐れがあるので、オススメできません」と注意を促します。
白くて四角いメラミン樹脂製の「メラミンスポンジ」は、コップの茶渋などの汚れを取るのに便利なアイテムですが、これをサッシのお掃除に用いるのはどうでしょう?
尾崎さんの答えはNOです。メラミンスポンジは研磨剤で汚れを削って落とすため、「サッシに使うとキズが付いてしまう恐れがあるので、オススメできません」と注意を促します。
タオルと定規を使って3面をきれいに
乾いた汚れを取り除いた後、サッシ枠やサッシレールをきれいにするのに、尾崎さんは意外な物を役立てます。それは定規!
「プロがお掃除する場合は、専用のプラスチックのヘラを使いますが、一般のご家庭の場合、タオルと定規で代用できます。まずタオルを水で濡らして固く絞ります。定規を手に取り、二つ折りにしたタオルを巻きます」(尾崎さん)
「プロがお掃除する場合は、専用のプラスチックのヘラを使いますが、一般のご家庭の場合、タオルと定規で代用できます。まずタオルを水で濡らして固く絞ります。定規を手に取り、二つ折りにしたタオルを巻きます」(尾崎さん)
「こうしてサッシ用水拭き雑巾ができたら、サッシの溝の対角線(斜め)に定規をグッと差し込み、定規を捻(ねじ)ります。捻ることで、底の面、左右の縦面の3面を一気に拭くことができるのです。サッシの上側・下側だけでなく、左側・右側も同じ方法でお掃除すると、汚れがごっそり取れます」(尾崎さん)
これまでサッシに溜まった汚れはホウキでサッと掃くだけで、汚れが多少残っていても仕方がないとあきらめていませんでしたか?
落としにくいサッシの汚れもプロのワザを使えば、意外と簡単に落とせるのです。ぜひ試してみてください。
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これまでサッシに溜まった汚れはホウキでサッと掃くだけで、汚れが多少残っていても仕方がないとあきらめていませんでしたか?
落としにくいサッシの汚れもプロのワザを使えば、意外と簡単に落とせるのです。ぜひ試してみてください。
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参考資料など
取材協力:おそうじ本舗 技術アドバイザー・尾崎真氏
画像提供:おそうじ本舗
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