満開期間が平年の2倍近い長さに
上野公園の満開期間データを見てみました。
すると…
2014年〜2018年の過去5年平均は5.4日なのに対し、今年2019年は10日と2倍近くも長く、2014年以降で最も長くなっていることが分かりました。
やはり、満開になってから散り始めるまでの期間は、平年より数日間は長かったようですね。
これは、どういうことなのか、日本花の会樹木医和田博幸さんに取材してみました。
すると…
2014年〜2018年の過去5年平均は5.4日なのに対し、今年2019年は10日と2倍近くも長く、2014年以降で最も長くなっていることが分かりました。
やはり、満開になってから散り始めるまでの期間は、平年より数日間は長かったようですね。
これは、どういうことなのか、日本花の会樹木医和田博幸さんに取材してみました。
桜が長持ちした要因は"マダラ咲き"
「今年の関東南部の桜は、ややマダラ気味です。福島県の桜はマダラになっていないので、南関東のマダラ咲きは暖冬の影響は大きいと言えるでしょう。
この冬は暖冬で休眠打破がしっかり行われないため目覚めが悪かった上に、開花後は季節外れの低温となってしまったため開花が一気には進まず、マダラ咲きを助長していると思われます。」(和田さん)
この事が結果的に、見頃の期間が長くなったといえるかもしれません。
この冬は暖冬で休眠打破がしっかり行われないため目覚めが悪かった上に、開花後は季節外れの低温となってしまったため開花が一気には進まず、マダラ咲きを助長していると思われます。」(和田さん)
この事が結果的に、見頃の期間が長くなったといえるかもしれません。
4月12日に撮影された千葉県市川市法華経寺の桜の写真を見てみると、確かに、マダラに咲いている様子が分かります。
長くお花見を楽しめるのは私達にとっては喜ばしいことですが、桜にとっては暖冬と4月に入ってからの季節外れの寒さという天候による影響だったのですね。
東京など関東南部の桜は、例年より長く見頃の時期が続いているため、今週末もまだ間に合う所が多いかもしれません。ただ、14日(日)は天気下り坂なので、お花見は13日(土)のうちがおすすめです。
長くお花見を楽しめるのは私達にとっては喜ばしいことですが、桜にとっては暖冬と4月に入ってからの季節外れの寒さという天候による影響だったのですね。
東京など関東南部の桜は、例年より長く見頃の時期が続いているため、今週末もまだ間に合う所が多いかもしれません。ただ、14日(日)は天気下り坂なので、お花見は13日(土)のうちがおすすめです。