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ブライトバンドが出現 東京は上空1000m付近で雪が雨に変化

2020/01/26 05:56 ウェザーニュース

雨雲レーダーを見ると、いくつか同心円状の活発なエコーが現れました。8時の段階では東京や名古屋付近に見られます。これは“ブライトバンド”と呼ばれるものです。
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雪→雨への変化でレーダーが過剰反応

雨雲レーダーは通常、雨粒や雪の結晶などに反応して、雨雲を描きます。

ブライトバンドは、回転するレーダーが上空で雪から雨に変わっている部分(融解層)をとらえたときに発生する現象です。この雪が雨に変わっている層では、粒子の大きさや落下速度が変化することで、レーダーの反射率が急増するために、雨雲レーダーにリング状の周りより強いエコーが見られます。

東京都心は雪の可能性は低い

ウェザーニューズの解析によると、東京では上空1000m付近で雪が雨に変化していると見られます。

関東甲信の標高の高いところでは雪が積もる一方、東京都心では気温が5℃以上、湿度もすでに100%近くまで上昇したため雪に変化する可能性は低い見込みです。

ただ、雪にならなくとも冷たい雨が降り続きますので、雨具と防寒必須の一日に違いはありません。
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