タオルでふくだけでも効果は大
では、ダウンウェアをきれいにするには、どうすればよいのでしょうか。
アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」のプレスルームに話をうかがいました。
「汚れた部分を、かたく絞った濡れタオルでふくだけでも、だいぶきれいになります。首回りは特に汚れやすいので、確認してみてください」(「ザ・ノース・フェイス」プレスルーム)
タオルでふくだけなら、生地を傷める心配もありません。それほど汚れていないのであれば、これだけでも十分でしょう。
しかし、全体的に汚れがひどい場合は、やはりきちんとした洗濯が必要となります。ここで真っ先に思いつくのが、「信頼できるクリーニング店に出す」という選択。
大手のクリーニング店であれば、ダウンウェアをきれいに仕上げるノウハウも持っています。とはいえ、クリーニング店によっては、ほかの洗濯物と同じような洗い方をし、その結果、ダウンウェアの特徴であるふんわり感が失われてしまったという例も……。そうなってしまっては泣くに泣けません。
ふんわり感をキープする自宅での洗濯方法はあるのでしょうか?
アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」のプレスルームに話をうかがいました。
「汚れた部分を、かたく絞った濡れタオルでふくだけでも、だいぶきれいになります。首回りは特に汚れやすいので、確認してみてください」(「ザ・ノース・フェイス」プレスルーム)
タオルでふくだけなら、生地を傷める心配もありません。それほど汚れていないのであれば、これだけでも十分でしょう。
しかし、全体的に汚れがひどい場合は、やはりきちんとした洗濯が必要となります。ここで真っ先に思いつくのが、「信頼できるクリーニング店に出す」という選択。
大手のクリーニング店であれば、ダウンウェアをきれいに仕上げるノウハウも持っています。とはいえ、クリーニング店によっては、ほかの洗濯物と同じような洗い方をし、その結果、ダウンウェアの特徴であるふんわり感が失われてしまったという例も……。そうなってしまっては泣くに泣けません。
ふんわり感をキープする自宅での洗濯方法はあるのでしょうか?
乾燥の際はダウンのかたよりに注意
(1)洗濯
大きめの容器にぬるま湯を入れ、手でやさしく押し洗いしましょう。湯が熱すぎたり、手で強くごしごしと洗ったりするのは、ダウンウェアを傷めてしまうのでNGです。ここで大事なのは、洗剤です。
「洗剤は専用のダウンクリーナーを使用してください。合成洗剤を使用すると、ダウン(羽毛)の油分が失われてしまう可能性があります。また、洗ったあとのすすぎは2~3回、十分にすすいでください。」(「ザ・ノース・フェイス」プレスルーム)
ダウンの油分がなくなると水がしみこみやすくなり、ふんわり感の維持が難しくなります。注意しましょう。
(2)脱水
濡れたダウンジャケットは、洗濯機で脱水しましょう。「十分に水分を取り除くことで、生地の傷みを避けられます。但し1分以内で行うのが好ましいです」(「ザ・ノース・フェイス」プレスルーム)
(3)乾燥
自然乾燥の場合は、「風通しの良い日陰で平干し」がポイントです。直射日光は生地のダメージを招き、また、吊り干しは型崩れの原因ともなります。洗濯機で乾燥する場合は、設定を「低温」にしてください。
ここで大事なのは、自然乾燥、洗濯機での乾燥にかかわらず、「乾燥の途中で、何度か手でやさしくほぐしたり叩いたりして、ダウンのかたよりを無くす」ことです。これを行うことで、乾燥後、ふんわりとした仕上がりになります。
なお、洗濯の際は、そのダウンウェアの洗濯表示を必ずチェックしてください。下記のマークがついているダウンウェアは、自宅での水洗いはできませんのでご注意を。
大きめの容器にぬるま湯を入れ、手でやさしく押し洗いしましょう。湯が熱すぎたり、手で強くごしごしと洗ったりするのは、ダウンウェアを傷めてしまうのでNGです。ここで大事なのは、洗剤です。
「洗剤は専用のダウンクリーナーを使用してください。合成洗剤を使用すると、ダウン(羽毛)の油分が失われてしまう可能性があります。また、洗ったあとのすすぎは2~3回、十分にすすいでください。」(「ザ・ノース・フェイス」プレスルーム)
ダウンの油分がなくなると水がしみこみやすくなり、ふんわり感の維持が難しくなります。注意しましょう。
(2)脱水
濡れたダウンジャケットは、洗濯機で脱水しましょう。「十分に水分を取り除くことで、生地の傷みを避けられます。但し1分以内で行うのが好ましいです」(「ザ・ノース・フェイス」プレスルーム)
(3)乾燥
自然乾燥の場合は、「風通しの良い日陰で平干し」がポイントです。直射日光は生地のダメージを招き、また、吊り干しは型崩れの原因ともなります。洗濯機で乾燥する場合は、設定を「低温」にしてください。
ここで大事なのは、自然乾燥、洗濯機での乾燥にかかわらず、「乾燥の途中で、何度か手でやさしくほぐしたり叩いたりして、ダウンのかたよりを無くす」ことです。これを行うことで、乾燥後、ふんわりとした仕上がりになります。
なお、洗濯の際は、そのダウンウェアの洗濯表示を必ずチェックしてください。下記のマークがついているダウンウェアは、自宅での水洗いはできませんのでご注意を。
次のシーズンも気持ちよく着られるよう、ダウンウェアの汚れはしまう前に取り除いておきたいものですね。
参考資料など
取材先:株式会社ゴールドウイン ザ・ノース・フェイス プレスルーム(http://www.goldwin.co.jp/tnf/)