facebook line twitter mail

今日も山陰や広島、大阪、名古屋などで黄砂を観測

2019/04/07 15:37 ウェザーニュース

今日4月7日(日)も中国地方や近畿地方、東海地方などの気象台は黄砂を観測したと発表しています。水平方向の見通しはいずれも9km以上あり、視界不良になるほどではありません。

ひまわり8号の衛星画像(トゥルーカラー再現画像)を見ると、西日本付近に雲ではない霞んだ領域が見られ、これらが黄砂とみられます。

今後は徐々に薄まる予想

黄砂予測図 7日(日)9時(地表付近の黄砂の濃度)
黄砂は、大陸で舞い上がった砂が西風に乗って飛んでくる現象で、今回観測された飛来は比較的小規模なものとみられます。水平方向で見通しの効く距離「視程」はいずれも5km以上あり、現時点では交通機関に影響が出るほどの濃度とはなっていません。

昨日、中国四国地方や近畿、東海などに飛来した黄砂が、薄まりながらもまだ残っているものと考えられます。

大陸からの新たな黄砂の飛来はないため、これ以上、視界が悪化するなどの影響はなさそうです。洗濯物の外干しなどには引き続きお気をつけください。

今日の黄砂の観測状況

黄砂の観測
▼15時33分までの観測状況
 松江(島根) 視程 9 km
 鳥取     視程 10 km以上
 岡山     視程 10 km以上
 広島     視程 10 km以上
 岐阜     視程 10 km以上
 京都     視程 10 km以上
 大阪     視程 10 km以上
 神戸(兵庫) 視程 10 km以上
 彦根(滋賀) 視程 10 km以上
 奈良     視程 10 km以上
 名古屋(愛知)視程 10 km以上
 津(三重)  視程 10 km以上
 和歌山    視程 10 km以上
※視程:水平方向で見通しの効く距離

» GPS検索 ピンポイント天気予報
» ウェザーニュース記事一覧