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昼のお花見は紫外線に要注意 4月の紫外線の強さは夏並み

2019/04/06 15:20 ウェザーニュース

ソメイヨシノが各地で満開を迎えて、今週末は午前中から多くの方がお花見を楽しまれています。ただ、そんなお昼のお花見に要注意なのが紫外線です。

ウェザーニュースのオリジナル観測機「ソラテナ」の計測によると、今日6日は各地で非常に多い紫外線量を観測していることがわかります。

4月の紫外線はピーク時の約9割

こちらはウェザーニューズが全国に設置している独自観測器(ソラテナ)で観測した、1年間の紫外線(UV-A)の強さをグラフにしたものです。

7月~8月の夏が一番強くなっていますが、この時期でもピーク時の約9割ほどと強くなっています。

4月は過ごしやすい気候なので、夏に比べると日差しの強さを実感しにくいものの、紫外線は非常に強い時期に入っています。

UV-AとUV-Bの違い

紫外線のうち、地上に届くものは2種類、「紫外線A波(UV-A)」と「紫外線B波(UV-B)」があります。

紫外線A波(UV-A)

・波長が長い
・肌の奥まで届きシミの原因になる
・雲や建物を通り抜けやすい

紫外線B波(UV-B)

・波長が短い
・肌の日焼け(赤くなる)の原因になる
→ 直接当たらなければ、ある程度日焼けを防げる
・オゾン層や雲に吸収されやすい
→ 曇りの日は日焼けしにくい
今週末がピークとなるお花見に出かける方は、今の時期はまだ大丈夫と思わずに、日焼け止めクリームや帽子などでしっかりと対策をとるようにしましょう。