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広島・大阪など西日本の各地で黄砂を観測

2019/04/06 12:28 ウェザーニュース

今日4月6日(土)は広島、大阪、名古屋などの各地の気象台は、黄砂が観測されたと発表しました。水平方向の見通しはいずれも5km以上あり、視界不良になるほどではありません。

ひまわり8号の衛星画像(トゥルーカラー再現画像)を見ると、山陰沖の日本海と、九州の西に霞んだ領域が見られ、これらが黄砂とみられます。

今年の国内の黄砂は、昨日盛岡(岩手)で観測されたのが初めてでした。

今後は徐々に薄まる予想

黄砂予測図 6日(土)6時(地表付近の黄砂の濃度)
黄砂は、大陸で舞い上がった砂が西風に乗って飛んでくる現象で、今回観測された飛来は比較的小規模なものとみられます。水平方向で見通しの効く距離「視程」はいずれも5km以上あり、現時点では交通機関に影響が出るほどの濃度とはなっていません。

黄砂はこのあと徐々に薄まり、視界不良を招くほどの濃さにはならない予想です。屋外では黄砂が付着するなどの影響にご注意ください。

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今日の黄砂の観測状況

黄砂の観測
10時10分までの観測状況

鳥取、松江(島根)、広島、高松(香川)、岡山、京都、徳島、彦根(滋賀)、高知、大阪、神戸(兵庫)、岐阜、奈良、和歌山、津(三重)、名古屋(愛知)、静岡