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国内では今年初となる黄砂を盛岡で観測

2019/04/05 18:47 ウェザーニュース

5日(金)午後、岩手県盛岡市で黄砂が観測されました。盛岡地方気象台によると15時10分頃、雨による水滴の痕(あと)によって確認できたとのことで、視程は10km以上ありました。

黄砂が観測されるのは国内では今年初めての事で、去年に比べると8日遅い観測となりました。

気象衛星ひまわりによる画像では、日本海にごく薄い雲のようなものが写っており、これが黄砂の可能性があります。
黄砂は、大陸で舞い上がった砂が西寄りの風に乗って飛んでくる現象で、今回観測された飛散は小規模なものとみられます。明日6日にかけても視界不良を招くほどの濃さにはならない予想です。