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今年初の黄砂か 中国大陸で大量の砂が巻き上がる

2019/04/04 19:00 ウェザーニュース

今日4日(木)、大陸のゴビ砂漠やタクラマカン砂漠では、低気圧の通過に伴い、多くの砂が上空に巻き上げられています。

上空の西風に乗って東に広がり、明日5日(金)には黄砂となって日本上空に到達する可能性が出ています。
モンゴルでは黄砂により視程が2km未満まで低下している所があり、中国などでも一部で黄砂が観測されました。

黄砂の飛来は5日(金)の夕方以降

気象庁HPより
明日5日(金)、日本海を進む低気圧の後面に黄砂が広がり、低気圧や前線の通過後に日本列島の上空に流れ込んでくる見込みです。日本上空に到達するのが夕方以降であることや、東に進むに連れて黄砂が薄くなるため、大きな影響が出るほどではないと見られます。

黄砂を観測すれば、今年に入って初めてになります。なお、去年は3月28日に北海道を中心に黄砂を観測。4月は合計8日間、黄砂が観測されました。