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朝スッキリと起きるために 1分でできる“耳もみジャンケン”

2019/04/05 06:39 ウェザーニュース

暖かくなってきました。それほど寒いわけでもないのに布団から出たくない…、起きたい時間の30分前から目覚ましをかけないと起きられない…とベッドの上でグダグダ過ごしてしまう人も多いのではないでしょうか。

『疲れがとれて朝シャキーンと起きる方法』の著者で睡眠コンサルタントの友野なお先生が、ベッドで横になったままできる簡単な目覚まし方法を紹介してくれました。

1分でできる“耳もみジャンケン”

布団の中で耳をもむだけで目が覚めるんですか?と、少し驚くこの方法ですが、詳しく聞いてみました。

「耳には多くのツボがあり、耳をもむことで全身に刺激を伝えることができます。また耳は頭に近いので脳に刺激がいきやすく、脳が覚醒するのです。やり方は簡単。耳の上と下がくっつくように耳を丸める“グー”、人差し指と中指で耳の根元を挟み上下に動かす“チョキ”、耳の周りをつまんで上、中央、下と順番に外側に引っ張る“パー”を繰り返すのです。だんだん耳が温かくなる実感が得られると思います。

回数等特にこだわる必要はないので、覚醒してきた、と感じるまでやってみてください。顔のむくみ対策にもなるので、日常的に取り入れるといいでしょう」(友野先生)

手や足の指をグー、パーする

それでも起きられない…という人は?

「人間の体は体温が高いとき、覚醒度が高くなるようになっています。つまり朝スッキリ起きるためにはとにかく体の体温を上げてあげる必要があるのです。そこで、布団の中で足の指や手の指などをグー、パー、グー、パーと握って開いてを、30回ほど繰り返してみてください。こうすることで、徐々に血流が良くなって体温が上がってくるのです。最後に大きく伸びをして、両足首を5~10回程度曲げたり、伸ばしたりしてあげれば完璧です」(友野先生)

新年度はスッキリ快適な目覚めを手に入れたい、という方はぜひお試しください。

参考資料など

『毎朝、目覚めるのが楽しみになる 大人女子のための睡眠パーフェクトブック』(友野なお著、大和書房)/『疲れがとれて朝シャキーンと起きる方法』(友野なお著、セブン&アイ出版)