急発達する積乱雲の監視等に貢献
平成元年に打ち上げられた「ひまわり4号」は大きな運用の変化がなかったものの、次の「ひまわり5号」からは赤外画像、可視画像に加えて、水蒸気画像の観測が行えるようになりました。
そして平成17年に打ち上げられた「ひまわり6号」はそれまでと違い、運輸多目的衛星として気象観測だけでなく、航空管制の機能も持ち合わせていました。北半球領域に関しては30分毎の観測が可能になり、性能も大きく向上しています。
現在、運用中の「ひまわり8号」が打ち上げられたのは平成26年10月7日。それまでの「ひまわり7号」に比べて観測バンド数3倍、空間分解の2倍、フルディスク観測の頻度が6倍と大幅な機能の向上が行われています。現在、日本域や台風などの機動観測では2.5分に1回という高頻度で観測が行われ、急発達する積乱雲の状況などが捉えられるようになりました。同様の機能を持った後継機の「ひまわり9号」も平成28年に打ち上げられ、今後10年程度は安定的な観測が行われる見通しです。今後も大雨や台風の監視を始めとした様々な面での活躍が期待されます。
(画像:気象庁より)
そして平成17年に打ち上げられた「ひまわり6号」はそれまでと違い、運輸多目的衛星として気象観測だけでなく、航空管制の機能も持ち合わせていました。北半球領域に関しては30分毎の観測が可能になり、性能も大きく向上しています。
現在、運用中の「ひまわり8号」が打ち上げられたのは平成26年10月7日。それまでの「ひまわり7号」に比べて観測バンド数3倍、空間分解の2倍、フルディスク観測の頻度が6倍と大幅な機能の向上が行われています。現在、日本域や台風などの機動観測では2.5分に1回という高頻度で観測が行われ、急発達する積乱雲の状況などが捉えられるようになりました。同様の機能を持った後継機の「ひまわり9号」も平成28年に打ち上げられ、今後10年程度は安定的な観測が行われる見通しです。今後も大雨や台風の監視を始めとした様々な面での活躍が期待されます。
(画像:気象庁より)
2019年4月30日で「平成」が終わります。ウェザーニュースでは、平成30年間に起こった気象や災害などを、過去の資料などをもとに連日振り返っていきます。
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